なぜ、いつも自分ばかりが我慢して疲れてしまうんだろう?
「気乗りしない誘いなのに断れず、週末が終わるとなんだかドッと疲れている……」 「友達やパートナーの機嫌を伺ってばかりで、自分の本当の気持ちが言えない……」
仕事以外のプライベートの時間ですら、周りに気を遣いすぎて心がクタクタになってはいませんか?
夜、布団の中で「あのとき、あっちのお店に行きたいって言えばよかったかな」「私のあの発言、相手をモヤモヤさせたかも」と脳内で一人ダメ出し大会を開いては、ぐったりしてしまう。そんな生きづらさを抱えている人はとても多いです。
優しすぎる人は、あらゆる人間関係で自分の心を犠牲にして周りを優先してしまいがちです。今回は、大切なあなたの「優しい心」をすり減らさないための、日常で今すぐできる具体的な守り方をお話しします。
【ギャップ】プライベートは問題ないのに、なぜか「職場」だと異常に疲れる謎
優しすぎる人のなかには、「プライベートの友人関係や家族の間では、特に大きな問題もなく楽しく過ごせている」という人もいるかもしれません。それなのに、なぜか「職場」の一歩足を踏み入れた途端、空回りしてドッと疲れてしまう……。そんな不思議なギャップに苦しんでいませんか?
職場というのは「評価」や「利害関係」が絡む、プライベートとは180度違う特殊な空間です。無意識のうちにすべての仕事を相手のペースに合わせすぎてしまったり、相手の顔色を伺って『必要以上の気遣い』を先回りしてやってしまったりしていませんか?
さらにしんどいのは、そのあなたの優しさに漬け込んで、自分がラクをするために、必要以上の雑用や面倒な作業をたくさん押し付けてくる人が職場にはいることです。
相手のペースに合わせすぎ、必要以上の気遣いをした結果、断れないのをいいことに都合よく使われて雑に扱われてしまう。そして、優しすぎるがゆえに人一倍傷つきやすい一面も持っているはずなので、あとから「あぁ、私はまた馬鹿を見て、都合よく損をさせられただけだったんだな……」と、激しく落ち込んで心が折れてしまう。
「自分が我慢して相手のスピードに合わせれば丸く収まるから」と、相手のズルさまで全部自分のキャパに飲み込んで、一人で傷ついている。その理不尽な状況こそが、あなたを会社でヘトヘトにさせている本当の原因なのです。
【理由】なぜ優しすぎると生きづらい?「相手の感情」まで背負っているから
なぜ、相手のズルい下心が見えているのに、私たちは相手のペースに合わせ、必要以上の気遣いをして、雑用を引き受けてしまうのでしょうか。
その最大の理由は、あなたの心の中に「もし断ったら、冷たい人だと思われるかもしれない」「相手を不機嫌にさせて、嫌われてしまうかもしれない」という強い呪縛(不安)があるからです。
優しい人は、相手のネガティブな感情の責任まで、すべて一人で背負い込もうとしてしまいます。 頼みを断ったときに相手が一瞬見せるかもしれない「えっ」という顔や、そっけない態度を想像するだけで、傷つきやすいあなたの心は「私が我慢すればいいんだ」と自動的にブレーキをかけてしまうのです。
ですが、ここで一度立ち止まって考えてみてください。 あなたが勇気を出して断ったときに、あからさまに不機嫌になったり、あなたを雑に扱ったりしてくるような人は、そもそも「あなたの優しさに漬け込んで、楽をしようとしていたズルい人」です。そんな人の機嫌をとるために、あなたが馬鹿を見て傷つく必要は1ミリもありません。
相手がどう感じるかは、100%「相手の問題」です。「私は私なりに真摯に対応した。だからこれ以上できなくてしょうがないよね」と、まずは自分を最優先に許してあげる。他人の機嫌の責任を取るのをやめるだけで、職場での生きづらさは驚くほど軽くなります。
【大人の工夫】感情を乗せずに、ただの「事実」として実況中継してみる
そうは言っても、急にスタンスを変えるのは難しいですよね。 そこで、大切な自分の心と体を守るために、感情を乗せずに「事実だけを実況中継して、出力を変える工夫」をしてみてください。
私たちの体や心は機械と一緒です。優しい人は誰かのために常に120%のフルパワーを出そうとしますが、そんな高出力は長く続きませんし、いつか必ず壊れてしまいます。普段の生活や仕事は「出しても80%くらいの出力」でいいのです。
例えば、気が乗らないお出かけの誘いや、キャパを超える仕事を頼まれそうになったら、
- ×「断ったら嫌われるかも、冷たい人だと思われるかも……(主観)」と悩むのをやめる。
- ◎「今週はちょっと疲れている。これ以上は物理的に入らない。まぁしょうがない。」と、ただの事実として頭の中で処理する。
空間を離れる、あるいは相手には理由をゴチャゴチャ言い訳せずに「今、〇〇を抱えているので今回は難しいです(事実)」と、淡々と自分の「ペース」を守る返しをしてみる。 「断る」のではなく、自分のキャパシティー(余裕)をただ事実として伝える工夫をするだけで、優しいままで都合よく搾取されるのを防ぐことができます。
【立ち回り】全員に100%の優しさを配らない
優しすぎる人ほど、「関わる人すべて、SNSでも職場でも、全員と波風立てずに上手くやらなきゃ」と、100点満点の人間関係を目指してしまいがちです。
ですが、世の中にはあなたの優しさに感謝して大切にしてくれる人もいれば、あなたの優しさを都合よく利用してやろうというズルい人や、平気で不機嫌をぶつけてくる人も、残念ながら存在します。あなたを大切に扱ってくれない人にまで、あなたの貴重なエネルギーを使う必要はありません。
これからは、「人を選んで、優しさのボリュームツマミを調整すること」を意識してみましょう。
- あなたの優しさを搾取してくる人や、一緒にいて疲れる人とは、最低限のやり取りだけを淡々と交わす(仕事の連絡だけにする、SNSをミュートするなど)。
- 心がモヤモヤしたときは、その人ではなく、あなたの話を優しく聞いてくれる誠実な人を頼る。
全員にいい顔をするのをやめて、関わる相手によって優しさの配分を変える。そのハンドルを自分で握ることが、等身大の自分を守るための大人の防衛策です。
【環境の選択】あなたの優しさに「甘えてくる環境」からは、静かに離れていい
けれど、どれだけこちらが距離感を工夫しても、あなたの優しさに漬け込んで、ワガママを押し付けてきたり、不機嫌でコントロールしようとしてくる職場や人間関係というのは存在します。
人生がつらい、生きづらいと思う背景には、「環境」が大きく関わっています。 もしあなたが、自分の「得意なこと」や「素の自分」をそのまま活かせる環境にいたらどうでしょうか。
無理のない場所であれば、毎日をのんびり心地よく過ごせます。仕事がスムーズに回り、お互いを大切にし合える良好な関係がそこにあれば、そもそも「嫌われないように」と自分を責める必要すらなくなるのです。
もし、今の環境や、これからの生き方に「どうしてもモヤモヤする、仕事に行くのがつらい」と感じているなら、一度プロと一緒に人生の棚卸しをしてみるのも立派な解決策です。
求人を紹介されるだけの転職活動ではなく、これからの「自分の生き方の軸」を1対1でじっくり整理できる専門のキャリア相談サービスなどを頼ることで、他人のモノサシから抜け出すための優しい一歩を踏み出すことができますよ。
転職の枠を超えて、これからの「生き方の軸」をプロと見つけたい方へ
「どう生きたいか?」という人生の土台からキャリアを見つめ直したい方には、キャリア特化型のパーソナル・トレーニング【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】がおすすめです。 一般的な転職エージェントのように求人を紹介して終わる場所ではなく、世間の基準に振り回されない「あなたにとって本当の幸せ」を1対1のコーチングで一緒に形にしてくれます。今ならオンラインでの「新規無料カウンセリング面談」が受けられるので、まずは気軽に今のモヤモヤをプロに聴いてもらってはいかがでしょうか。
➔ 【POSIWILL CAREER】の無料カウンセリングを詳しく見てみる
キャリアに特化したパーソナルトレーニング【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】
【まとめ】自分のためだけに時間を使おう
他人に優しくできるあなたの心は、それだけでとても立派な財産です。だからこそ、その大切なエネルギーを、他人の気まぐれな機嫌や、会社での過剰な気遣いのために使い果たすのはもう終わりにしませんか?
誰かの期待に応える毎日ではなく、あなたが「心地いい」と思える等身大な時間を過ごすこと。
今夜はもう、気になる連絡や仕事のモヤモヤも一旦お休みして、スマホをパタンと裏返してしまいましょう。
周りの人を大切にするのと同じくらい、まずは自分の心に「お疲れ様」を伝えてあげること。そんな小さな優しさの使い方の工夫が、あなたの明日を少しずつ、優しく変えていってくれますよ。
次のステップ:もっと「自分軸」で心をラクに生きたいあなたへ
「自分を責めるのはやめられそうだけど、日々の仕事そのものがつらくて限界……」 「会社に人生の主導権を握られている気がする」
と気になった方は、ぜひこちらの記事も続けて読んでみてください。 会社のモノサシを捨て、自分の心と体を機械のように上手にコントロールしながら、職場で賢く身を守るための等身大な知恵を解説しています。
➔ 【仕事がつらい時に考えたいこと。心をすり減らさないための3つの考え方】を読む



コメント